将来性

　不動産コンサルティング技能登録者の資格は、最近注目をあびている不動産の証券化によって、運用益を分配するような流れなどにマッチして、非常に注目を浴びています。不動産を証券化する際の業務管理者としての要件に不動産コンサルティング技能登録者であることが入っているため、不動産の活用方法が更に複雑・多様化するに従って、ますます不動産コンサルティング技能登録者の必要性は高まっていくことでしょう。

平均年収や給料

　不動産コンサルティング技能試験に合格して財団法人不動産流通近代化センターに申請、不動産コンサルティング技能登録者登録を行った人の統一した平均年収データはありませんが、不動産コンサルタント募集している、ある不動産会社では、平均年収が800万円を超えているそうです。更に福利厚生などもかなり充実しているという事なので、就職する企業によっては、かなりの厚遇が期待できる資格となっています。

給料以外の特典

　不動産コンサルティング技能試験の合格者は、宅地建物取引主任者、通称・宅建や不動産鑑定士の上位資格という形に位置付けられています。宅地建物取引主任者(宅建)は不動産関係者にとっては入り口資格というような位置付けとなっている為、ある意味かなり持っている人が多い資格ですが、不動産コンサルティング技能試験を合格することによって、スキルアップを果たせば、更に頭一つ抜きん出ることが出来ます。ステップアップの資格としては大変有利と言えるでしょう。