将来性

　日本において重要な財産である土地や建物は、法務局にある登記簿に記録することにより、その権利が保全され、そのための調査資料を登記資料を作る土地家屋調査士の業務は必要かつ欠くことのできないものとなっています。
　業務内容上、年をとっても出来る仕事として人気も高く、実際に高齢者の有資格者も多い資格で、一生涯の仕事として続けることも出来るといわれています。

平均年収や給料

　土地家屋調査士の平均年収は1000万円程度と言われていますが、基本的にこれは年収というより年商、つまり必要経費などを全て入れた金額であることが多く、実際の手取り給与は600万円～700万円程度になるようです。
　営業努力によっては更に多くの収入を得ている人もいるようですので、頑張りがいのある仕事となっています。

給料以外の特典

　土地家屋調査士の良い処は、独立開業が容易という点でしょう。現在、規制緩和の影響で仕事量も増加傾向にあるようですので、チャンスの大きい仕事ともいえます。中には司法書士とのダブルライセンスを目指す人も多く見られる資格となっています。